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タイヤの知識-危ないタイヤ

気づいていますか??あなたのタイヤが悲鳴を上げてますよ・・・
もう一度言います!タイヤは消耗品です。命を乗せてるのですから、点検・早めの交換を!

気づいてますか?危ないタイヤ

スリップサインの出ているタイヤ

縦溝にあるスリップサイン(横に走る盛り上がった場所)が出ています。タイヤ本来の性能が発揮出来ません。雨の日のスリップや急ブレーキで止まれない等、事故の原因になります。スリップサインが出てしまったら、出来る限り早くタイヤ交換をしましょう。

片減りタイヤ

タイヤと路面の接地が均等にならず、左右どちらかのタイヤが減ります。こんなタイヤは大変危険です。タイヤ内のワイヤーが見えていることもしばしばあります。しかも、いつパンクしてもおかしくない状態とも言えます。見落としがちなケースとしては、タイヤの内側がこの状態になっていることもよくあります。外側からは見えづらいので、タイヤの溝チェックする場合はタイヤ全体を見る様にして下さい。
◆これらの現象を防ぐには!?
①タイヤのローテーション(入れ替え)を定期的に行う。
②タイヤの空気圧をこまめにチェックする。

ヒビ割れタイヤ

車をたまにしか動かさない方や動かしても走行距離が短い方にこの現象が起こり易いです。タイヤの時間劣化が原因と断定できます。また、タイヤサイドに出る場合は空気不足も関係します。タイヤはゴム製品なので使わなくても一定時間が経過すれば劣化します。溝がまだまだ残っていても、ヒビ割れからゴムが剥がれる場合も有ります。早急にタイヤのプロに見てもらって下さい。危険防止策としては空気圧の点検や半年ぐらいに1度はタイヤを見て下さい。

硬化現象

タイヤの劣化はヒビ割れだけではありません。長期間、時間が経過しているタイヤはヒビ割れがなくてもタイヤゴムの硬化があります。見た目では大丈夫そうに見えてもタイヤの弾力が硬くなってしまうと、画像のように走行中に一気にバーストしてしまうかもしれません。一般的にこれらの判断は難しいと思いますのでタイヤのプロに判断を委ねる事をお勧めいたします。

パンク走行

扁平タイヤなど履いていると、パンクしても気づかない方が多いです。外見は溝があり、まだまだ使えそうに見えますが、実は外してみると画像の様にタイヤの中が削れてる場合が沢山あります!空気圧点検を怠ったりすると危険を招く結果となりますので、こまめにチェックいたしましょう!

ピンチカット

タイヤ側面の膨れ上がり・盛り上がりを通称「ピンチカット」と言います。スピードを出して段差に乗り上げたり、道路の凹みの上を走行すると、このように内側のワイヤーが切れてしまうことがあります。ワイヤーが切れると中の空気の圧が切れた弱い部分に集中する為、タンコブみたいになります。この様なタイヤも物凄く危険です!いつ破れてもおかしくない状態ですので出来る限り早くタイヤ交換をして下さい!

新品タイヤ

  新品タイヤ

皆様も新品タイヤを買われた時に、一度見てください。左にある△のマークこそスリップサインの場所です!
(タイヤメーカーによって少し表示が違うのもあります) この延長線上にスリップサインがあります。