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タイヤの基本知識

ラジアルタイヤとバイアスタイヤ


ラジアルタイヤとは?

ラジアルタイヤとはカーカスを構成するコードが放射線状(ラジアル)に配置されて、コードがタイヤ断面方向のみの力しか支えられないため、トレッド部にベルト(補強)を設けて周方向の力を支える構造になっています。

 

バイアスタイヤとは?

バイアスタイヤとはカーカスを構成するコードがトレッドの中心線に対して斜め(バイアス)に配置されています。
1枚のカーカスではタイヤがねじれるのでカーカスを複数(偶数)枚使用しています。

※バイアスタイヤは、空気入りタイヤが発明された時(1800年後半) からの構造で、ラジアルタイヤはそれから約100年後の歳月を掛け実用化され1970年代までは主流でした。
(バイアスタイヤはタイヤ全体でショックを吸収する為乗り心地が柔らかいです。)